2016年10月12日水曜日

宮川町 秋のをどりの御礼

京阪祗園四条川端下るの宮川町歌舞練場で10月6日(木)から9日(日)までの4ヵ日間「みすず会」の京をどりの公演が終わりを告げ、11日は芸舞妓さんなどが勢揃いして各お茶屋さんにお礼の報告があった。
午前11:00ごろ、舞妓さんが集合して挨拶に向かった。
宮川町の舞妓さん、総勢20数名、、、「みすず会」の秋のをどり、無事終了してあいさつに回った。
鴨川から東側にある四条~五条間の花街で、昔、四条河原に芝居小屋があったことから、多くの役者が住んだと云われている。
舞妓ちゃんたちは色はんなりとした装いで、笑顔を見せて回った。
寛文6(1666)年に祇園外六町と共に栄え、宝暦元(1751)年に茶屋営業が許可され、宮川筋と呼んでいたという。
おかあはん、おおきにどしたとお礼を述べた。
豊臣秀吉の時代、この辺りは広大な鴨川の河川敷きであり、若衆歌舞伎が始まったという。

宮川町には宿屋が軒を並べていたという。
舞妓ちゃんは、16,7歳で未成年だが衿替えも近付くと色っぽくなっていく。
若衆歌舞伎は男だけの芝居だったので、女形を演じる美少年が 選ばれ、これが現在の女形役者へと発展した所以と云われている。
芸舞妓たちはお茶屋とご贔屓筋にあいさつ回った。
京都には祇園甲部・祇園東・上七軒・先斗町・宮川町の五花街があり、それぞれお茶屋があり、毎年春と秋には歌舞練場で芸舞妓の「をどり」がある。(10/11撮影)

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