2015年12月2日水曜日

祇園東 お店だし

1日、四条花見小路から三筋上がるの祇園東、お茶屋・叶家さんで舞妓さんのデビューを飾る「お店だし」の儀式が午後2:00行われた。店だしとは、『舞妓さんデビュー』のことで、幼い少女が晴れて正式に舞妓さんになった儀式をすることういう。
今日デビューする新舞妓さん「叶菜(かのうな)」さん、 叶家の女将さんから‘火打ち石’で清め、扇子など細かく注意され、男衆さんの手引きでお茶屋・ご贔屓筋に廻って丁寧に挨拶に向かった。
初黒紋付の正装姿に身を包んだ新舞妓さんの「叶菜」さんは、少し緊張したがポーズを撮って写真愛好家フアンに答えた。
これから「新舞妓」のお披露目の挨拶で、男衆さんの手引きでお茶屋やご贔屓筋に廻って丁寧に挨拶をした。
店出しは、特別な日で襟足のおしろいは三本足(通常2本)に塗り、一年未満の舞妓さんは『下唇』にしか口紅をつけることができないという決まりがある。
舞妓さんになるまでの期間を「仕込み」と呼ばれ、京言葉や立ち振舞いなど、芸事の習得し、芸妓を志す少女の全てをお茶屋・置屋が受け持ってくれるという。
観亀神社前は格好のポイントになる。
晴れて新舞妓さんの「叶菜」さんはスタート台に付け、芸姑になるための舞や三味線、お囃子など修業をするという。

男衆さんと新舞妓さんの「叶菜」さんは、お茶屋組合に挨拶し岡とめさん前では先輩舞妓の駒子さんとバッタリ、「これからもよろしゅうにおたのもうします」と挨拶を交わした。
新舞妓さんの叶菜さんは、路地裏のぽっくりの音も軽やかに、祇園東を隈なく廻って約1時間後、叶家に戻った、
叶菜さんは「只今戻りました」と暖簾をくぐった、お疲れさんでした。(12/1撮影)

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