2015年4月1日水曜日

深草 宝塔寺(ほうとうじ)の桜

宝塔寺は瑞光寺の北隣にあって、899(昌泰2)年の平安時代に関白藤原基経(もとつね)の発願により真言宗極楽寺を創建した。鎌倉後期、住職の良桂(りょうけい)は日像(にちぞう)上人に帰依し、宗派を日蓮宗に改めた。
深草山(じんそうざん)宝塔寺と言い、関白藤原基経(もとつね)の発願により創建した。
瑞光寺のあと、宝塔寺の桜を見た。日像が京都に通じる七つの街道の入口に建てた法華題目の石塔婆の一つが、当寺の日像廟所に奉祀されたことにちなみ、寺名を「宝塔寺」と改称したとされる。
桜の花が映える楼門。
総門の四脚門は室町中期、多宝塔は13世紀のもので、ともに重文である。緩やかな坂が仁王門へ続いている。
日蓮、日朗、日像三人の遺骨を納めた多宝塔があった。
仁王門は朱もあでやかな楼門で、橘紋の大提灯が目を引いた。日蓮、日朗、日像三人の遺骨を納めた多宝塔があった。
本堂。
正面の石段を登ると本堂、左手の斜めの坂を登ると鐘楼と方丈がある。 (3/31撮影)

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