2014年11月30日日曜日

亀岡 苗秀寺の散紅葉

神蔵寺から徒歩で10分から15分だろうか?障害者の自分はその倍は要したが気儘に歩を進めた。以前、亀岡駅のバス停で地元のご年配の方々が苗秀寺(みょうしゅうじ)は隠れた「紅葉の寺」の名所だと教えて頂いた。
28日、やや遅いが紅葉を訊ねて苗秀寺に参拝した。
曹洞宗・苗秀寺は永平寺、総持寺を両大本山とする禅寺である。 亀岡市の曹洞宗・苗秀寺は山号を霊松山といい、永平寺、総持寺を両大本山とする禅寺である。
参道を歩くと散紅葉がカサコソなって情緒があった。
散紅葉があるというのに全く誰もいなかった。苗秀寺は、奈良時代に創建された天台宗の寺院で明智光秀の丹波侵攻にあい焼失した。
ここは奈良時代に創建された天台宗のお寺である。
真っ赤に色づくもみじを観賞した。その後1625年に曹洞宗の禅寺として再興され現在に至っている。
散紅葉と行灯がよく似合っていた。
池には逆紅葉が映っていた!竜宮門のような門を潜って入山すると赤色や黄色の紅葉が眼に飛び込んできて至福のときを感じられずにいられない・・・。
山門の入り口で竹林の緑と黄色とオレンジがマッチして美しかった。参道の前方は緑の竹林で振り返ると散紅葉の光景だった。
もみじが色とりどりに紅葉し、燃えるような深紅と黄色と竹林が調和していた。

お地蔵さんが手を合わせていた。
地元の方々は「紅葉の寺」というが静寂感のする苗秀寺は、参拝者もいなく静まっていた。
苗秀寺の紅葉、ことしはやや遅かった感じがしたがそれでも赤や黄、オレンジなど美しかった。 
テーブルと地面は散り紅葉で絨毯のようになっていた。
屋根に積もった散り紅葉。屋根に積もった散り紅葉とテーブルの上は絨毯のようになっていた。
石段に積もった散紅葉。
正一位秀成稲荷大社参道の散紅葉。境内はモミジの木が多く、人も居らずゆっくりとじっくりと静かにもみじを観賞した。
大日堂でカマキリさんが丑によじ登ってもみじを見物?していた。
境内の大日堂では幸せの丑が招いていたが、カマキリさんも紅葉が観たいのか現れていた!
苔むした手洗水の中、もみじの葉が綺麗だった。地元の方が教えてくれた苗秀寺の「紅葉の寺」に感謝しつつ、静寂に包まれた散紅葉を愛でることができ嬉しかった。 (11/28撮影)
 <苗秀寺の散紅葉>
住所:京都府亀岡市稗田野佐伯大門47 
電話:0771-26-0811
拝観:境内無料
交通:亀岡ふるさとバス停「上佐伯」から直ぐ
   車:亀岡ICから約10分

0 件のコメント: