2013年9月29日日曜日

初秋の花々・・・

先日、かやぶきの里・美山へ蕎麦の花を見るついでに某所の寺に立ち寄ったが、残念ながら2012年10月から境内は撮影禁止になったという。
山門の辛うじて残る秋海棠の花。
旧街道沿いに「貴船菊の寺」とも呼ばれる某寺がある。国道162号線は周山街道の美しい北山杉を縫うようして走っていくと旧街道沿いに「貴船菊の寺」とも呼ばれる某寺が見えてくる。
境内の至るところに咲いている薄紅色の秋明菊はどこにもない!
境内の池の周囲は食べ残された花!その昔、浄土宗捨世派で里人の信仰を一心に集めて来たという。 何も知らずに立ち寄った仲間三人は某寺の住職のお咎めに遇うことになった。
イガクリとヒガンバナ。萩の花や境内の至るところに咲いている薄紅色の秋明菊と秋海棠?、あることはあったが動物たちの餌になり花の部分が食べられ見る影もなかった!それでも住職の許可を得て撮影、すぐ退散した。
コスモスとヒガンバナとアゲハチョウ。
初秋、真っ赤な彼岸花や大きくなったイガ栗、田んぼの土手に咲く可愛いゲンノショウコもあった。
田んぼの土手に咲く可愛いゲンノショウコ。
道の駅では案山子さんの案内?道の駅では案山子さんの案内?風景もあった。

2013年9月28日土曜日

藤袴の花とアサギマダラ 水尾

昨日(27日)、いつもお世話になっているH氏と右京区嵯峨の歴史と柚子の里で知られる水尾のフジバカマ(藤袴)の花とアサギマダラの鑑賞会に行った。
右京区嵯峨の歴史と柚子の里で知られる水尾のフジバカマ(藤袴)の花とアサギマダラの鑑賞会に行った。
保津峡下りも台風18号の影響のため休みで寂しい・・・。釈迦堂清滝道から鳥居本を経由し六丁峠を通ってJR保津峡駅前約3.5kmに30分で民間経営に乗換え15分で到着した。
チョウがフジバカマの上を低空飛行で飛んでくれた。
アサギマダラはアルカロイドを取りこむことで毒化し「敵」から身を守っている。 保津峡駅前で地元の人がバスの券を渡すとき、風が無く今日は最高の日和だといってくれた。
風がない秋日和、アサギマダラはたくさん飛来していた!古くは山城と丹波を結ぶ要所として栄え、水尾は「清和天皇ゆかりの地」としてや柚子の里でも知られたが、2010年から町おこしの一環として、水尾の地に地域の有志の方々がボランティアにより休耕田2枚を利用してフジバカマが栽培されている。
山間にある水尾の地は絶滅に瀕する原種のフジバカマを保全するのに最適な場所で、フジバカマ畑は谷水が入り湿り気がありフジバカマの生育に適している。
初秋の風が吹き渡る清々しい快晴の下、約2千株のフジバカマがそよそよとなびき八分咲きで見ごろになっている。
アサギマダラは偏食で、成虫がよく吸蜜する毒化し「敵」から身を守っている。
アサギマダラは初秋気温25度くらいになるとフジバカマの花を目指して好んで飛来する‘珍しい蝶’でフジバカマ(藤袴)の香りに誘われて飛んで来ていた。
去年はそうでもなかったが、な・なんとアサギマダラだらけであった!それに鑑賞する人も写真愛好家も少なくで好かった。
アサギマダラは偏食で、成虫がよく吸蜜する‘ヒヨドリバナやフジバカマ・アザミ’も、蜜に毒性の強い‘アルカロイド’を含み、アサギマダラはアルカロイドを取りこむことで毒化し「敵」から身を守っている。
中々シャターチャンス会わなく飛んでいるとこが撮れない!幼虫・蛹・成虫とどれも鮮やかな体色をしているが、アサギマダラは毒を持っていることを敵に知らせる警戒色と考えられているそうだ。
アサギマダラは、タテハチョウ科マダラチョウ亜科で夏は涼しい高原で過ごし、秋になると遠く海を渡り、移動をくり返しす「渡り」をするチョウである。
1匹のチョウが移動を行うのでなく、北上したチョウの子どもや孫などが南下するという。遠く海をこえて2000kmも距離を沖縄や台湾まで移動して冬を過すと言われている。
嵯峨・水尾の地は標高が高く、フジバカマの開花も一足早く、仄かな香りが漂うなか、渡り蝶のアサギマダラが蜜に誘われ飛来するが心地よい日であった。
<藤袴の花とアサギマダラ鑑賞会>
期間:9月27日(金)~10月2日(水)
場所:水尾町内 入場無料 花株数 約2000株
交通:JR保津峡駅前からシャトルバス走行(料金片道250円)
   ●駐車設備はない!

2013年9月26日木曜日

復旧の嵐山?

昨日(25日)、台風18号豪雨の被害から10日間経った被災地、嵐山公園などにいってみた。
風光明媚な名勝・嵐山、重機が見える!
嵐山・中ノ島は、ほとんど人はいなく、閑散としていた。 風光明媚な名勝・嵐山、渡月橋周辺の姿は10日経っても復旧はほど遠く、浸水被害に遇った旅館・料亭、お土産物店では家屋の清掃や後片付けを行っていた。
台風18号豪雨の被害から10日間経った被災地。
テーブルが干して、正午・観光地に人がいない!嵐山公園下車、中ノ島に行って見たが料亭のイスやテーブル、座布団など浸水被害に遇ったものを乾燥させていてほとんど観光客や市民は閑散としていた。 
座敷の襖には豪雨の跡が残っていた!
嵐山遊船のりばも行ったが船頭は陸に上がって見上げるばかりであった。
この旅館も被災を受け、10月5日から再開すると言う。旅館や土産物屋もシャターを閉じままで、再開はまだ程遠い様子だった。
台風18号で約1ヶ月の休業をさせられた!
橋桁には流木や草が絡んでいて、欄干の下が豪雨の余波で壊れていた!嵐山名辻通は渡月橋から北へのびるメインストリート、渡月橋の橋桁には流木や草が絡んでいて、欄干の下が豪雨の余波で壊れていた!
河川の高水位示すH.W.Lが書いてあった。それは有に大人の背丈以上であった。
橋を渡ってみたが外国人がほどんどであった。渡月橋を渡り亀山公園に向かって歩くと右手に河川の高水位示すH.W.L(Hight Water Level)「Sep.16.2013」が書いてあった。それは有に大人の背丈以上であった。
保津峡下りの嵐山船着場も壊れて工事だった。
遊覧船、ボート運行は復旧工事の為、9月末日まで休止。どの店も青いテントを貼り休業中か工務店の大工が入って直していた。また遊覧船運行は災害復旧工事の為、9月末日まで休止となっている。
風光明媚な名勝・嵐山に重機は似合わない?
浅くなった川底のショベルカーで砂利を掘削していた。一方、保津峡下りも船溜まりの造成をショベルカーで行っていた。嵐山でも重機を投入し浅くなった川底の砂利を掘削して船乗場の復旧に当てられるという。今日で復旧作業10日目、川作をしながら復旧を目指している。
三台の重機で10日目、川作をしながら復旧を目指していた。
H・M氏から頂いた荒れ狂う嵐山の豪雨。嵐山渡月橋、TV報道は復興・復旧したと伝えているが、実態はそうでなく浸水被害に遇った方の一日でも早く日常に戻れるよう臨みたいと実感した。(25/写真撮影)