2012年9月23日日曜日

越中おはら踊り 三千院


三千院奥の院・観音堂で踊りを奉納した奥の院金色不動堂前で午後2時から、風の盆で有名な越中おはら踊りが合掌22日、秋のお彼岸の中日に左京区大原三千院境内の奥の院「金色不動堂」前で午後2時から、「風の盆」で有名な「越中おはら踊り」が奉納された。
優雅な手振りと身のこなしに観衆はうっとりした「風の盆」発祥の地である富山市八尾(やつお)の桐野山・聞名寺(もんみょうじ)住職と三千院門主が交流を深めたのが仏縁「風の盆」発祥の地である富山市八尾(やつお)の桐野山・聞名寺(もんみょうじ)住職と三千院門主が交流を深めたのが仏縁となって、1996(平成8)年から「聞名寺風の盆講中」が毎年奉納している。
寄り添って踊った金色不動堂前の手狭な場所での奉納となったが、はじめに風の盆講中が全員で合掌した。
踊りと胡弓が哀愁の漂う音色を響かせ、観光客や参拝者を魅了したこれが見せ場!男性が女性の肩に手を添え二人の指が重なる。唄い手の「キタサノサー」の掛け声と三味線や胡弓(こきゅう)の音色に合わせ越中おはら踊りの開幕である。
一般参加者の飛び入りもあったが器用に真似していた男性を女性の手の動きがしなを代える鳥追い笠を深くがぶった女性たちは、薄紫の揃いの着物姿でしなやかに踊り、男性たちも同じ笠に黒の法被姿に紺の帯と落ち着いた装いで約30数名がおわらの唄にあわせて優雅に伝統の踊りを披露、隣に座っていた方は愛知や兵庫の観光客であった。
おわら踊りは、お盆行事として富山県八尾町において9月1日から3日間開催されるが「風を鎮め、豊作を祈って」踊ったのが始まりとされ「風の盆」と呼ばれている。
男おどりは、キリリとしまった感じだった観音堂の前でしなやかに踊った京都のおおはらとおはらの地名が似ていることから秋の彼岸法要奉納となった。 彼岸会が行われる曼荼羅供法要での声明は「天台声明の華」と呼ばれるほど、華やかな趣きがある。
シュウカイドウの咲く参道で・・・急な石段、注意しながら踊って通り過ぎたその後、観音堂前の奉納に移り、境内及び山門前の参道を踊りながらゆっくりと下山した。
朱雀門を踊りながら風の盆講中は行く
総勢30数名の一向は休みもなく踊りながらいく・・・ 
シュウカイドウやシュウメイギク、ビガンバナの草花が咲き始めるころ、境内と参道に流れる胡弓が哀愁の漂う音色を響かせ観光客や参拝者を魅了した。
<彼岸会曼荼羅供/越中おわら踊り>
【京都 三千院 宸殿、金色不動堂前広場】
開催場所: 京都市左京区大原来迎院町540 電話:075-744-2531
開催期間:2012年9月22日 彼岸会/11:00~越中おわら踊り/14:00~16:30ごろ
拝観料金:大人700円・障害者300円
交    通:地下鉄烏丸線「国際会館駅」から京都バス「大原」~徒歩10分
               JR「京都駅」から京都バス「大原」~徒歩10分 .

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